昨年末から、いろいろと2007年の日本経済を検証していたが、
市場景気判断という物差しで見れば。。。
2006年4月から景気判断は下降し続けているのがはっきりわかる。

大企業は増収増益の決算だった所が多数であったにもかかわらず、先行きについては順風満帆とは行かないとの判断が多かったということである。
2008年は。。。
いったい、どんな年になるのだろうか??
コレがわかれば一儲けできそうなものなのだが、未来のことなど誰にもわからないというのが真実である。
しかし、このグラフからもわかるように2007年は紛れもなく2006年4月の大転換以降の下落の流れを食い止められず、ズルズルと下降を続けたわけで、まさに下落トレンドとなっているのだ。
これをもとに2008年を予測すると。。。
年が改まったからと言って、即このトレンドが止まるわけがなく、引き続き下落傾向は変わりそうにない。
しかし、上がったものは必ず下がるし、下がったものがいつか上がるというのも真実である。
じゃあ、この下落が今年は止まるのか。止まるとすればどのタイミングかということになるわけだが。。。
これがまた難しい。
ただ、転換点というものは、衝撃的な出来事によることが多い。
そういう観点で言えば。。。今現在で考えられるものもいくつかある。
まずは現在世界市場を揺るがしているサブプライムローン問題。不良債権の規模、証券化された債権をどの国の誰が保有しているのかいまだ不透明で、それゆえに見えざる不安に恐怖が増幅してる感もある。
この金融不安から脱却するには、どこかで米国をはじめとする主要国が政策としてこの問題を解決することが必要だ。
日本でかつて行われた公的資金注入のように、つぶしませんという約束手形を切ることでリスクを解消しなければ決着がつかない。
このニュースが流れれば。。。まずは一安心というところか。
日本での大転換が起こる可能性といえば。。。
衆議院解散総選挙がまず思い浮かぶのだが。。。
民主党が勝ち、政権交代、二大政党制の幕明けとなれば歴史的大転換点だろうが、小沢一郎にかつての気力も能力もなくなってしまった状態ではこれが最悪のシナリオとなるかもしれない。
小沢一郎以外に天下国家を語れるホンモノの政治家がいない民主党が政権を取ってしまったら、日本はこの20年を失うことになる。
民主党の目指す政治は大きな政府そのものなのだ。
マスコミは単なる判官びいきでなく、こういうことをキチンと国民に解るように報道する使命があると思うのだが。。。
商業紙、コマーシャルメディアにはこういう本来持つべき気概がないのだからどうしようもない。それでいて、報道の自由がどうのこうのって。。。
自由ってのは、何やってもいいってことじゃないことくらい、チョット頭の良い幼稚園児なら知ってることだ。
アメリカでも大統領選がある。ブッシュのブッシュによるブッシュのための政治がおわる。これだけでも大転換だが、どうやらアメリカ国民はそんなもんでは気が済まないようで、初のアフリカ系大統領か初の女性大統領を求めている。
どちらに転んでも歴史的大転換ではある。
しかしこれも民主党。。。日本にありがたい状態がのぞめる政権とは言い難いのだ。
経済的に見れば原油価格の高騰がどうなるのかにも注目だ。
やっかいなのは産油国の値上げによる高騰ではないという点だ。
ご存じの通り原油も世界の商品市場で売買されているが、投資対象として注目を浴びたことが今回の暴騰の要因なのである。
そして、金融商品化された原油価格にわれわれ市民も企業も右往左往しているわけである。ガソリンの値上げ分は誰に持っていかれたわけでなく、間違いなく金融グループに渡っているわけで。。。
その根元をたどればオイルマネーという構図が垣間見られる。
恐るべしアラブの商人である。
しかも、これで得た巨額の富を彼らは世界のメジャー企業に投資している。
潤沢な資金で下落しきった株式をいい為替レートで買いあさっているのだ。当然日本企業もかなりオイルマネーに買われている。
ぼちぼち、原油価格を安定させ株価を上昇させてきてもおかしくない時期に来ていると思うのだが。。。
アラブの商魂はエゲツナイですから。。。まだまだ予断を許さない。
環境問題、温暖化問題という視点でいえば、石油こそ諸悪の根源であり、原油価格なんて下がって当然なのだが、世界の実態は石油依存体質を改善する気配すら無いってことだ。
最後に今年のメジャーイベントといえばオリンピック。
北京オリンピックの経済効果が日本に波及するのかどうかよりも、オリンピック開催が成功に終わるのかどうか。
オリンピック特需が終わった中国経済がどう動くかの方が波乱含みである。
中国といえば、金にはめっぽう汚いといわれる国。我々が小学生の頃は眠れる獅子と教科書に書いてあったが。。。
今やアジアのではなく。。。世界の猛獣なのである。
日本が猛獣使いになれるのかどうか。
そこが21世紀の日本の分かれ目になると思うのだが。。。
次期総理大臣の可能性もある小沢一郎といえば、胡錦濤主席に握手してもらったくらいで頬が緩み、舞い上がってしまっていた。
猛獣使いどころか。。。。トホホである。
今年も日本の下落トレンドはジャイアンツ同様。。。
外人に期待するしかないのだろうか。
ナベツネ、どないしてくれんねん!