W杯 決勝
サッカーのワールドカップドイツ大会は9日、当地で決勝戦のフランス―イタリア戦を行い、イタリアが1―1で迎えたPK戦を5―3で制し、1982年のスペイン大会以来、24年ぶり通算4度目の優勝を飾った。
試合は前半7分、イタリアのマテラッツィのファールで今大会を最後に現役引退するジダンがPKを決めフランスが先制。しかし、同19分にイタリアのマテラッツィが同点ゴールを決め、1―1のまま90分を終了。
延長後半5分にジダンがマテラッツィと口論の末、頭突きをし、退場処分になる波乱の展開がみられたが得点はなく、勝負はPK戦にもつれ込んだ。
PK戦でフランスはトレゼゲが外したが、イタリアは5人全員が決め、接戦をものにした。
前日の3位決定戦、ドイツ対ポルトガルに続き、深夜から早朝にかけてのTV観戦でさすがにもうフラフラになりながら今日一日の仕事を終えた。
日本代表の一次リーグ敗退、ブラジルの準々決勝敗退、いろんなことのあった大会だったが、決勝を終えた今、イマイチ、イタリアの優勝を祝う気になれない。
なぜ?
ジダンの退場劇が全てだ!
なんで??あのジダンが、W杯の決勝で、自らのサッカー人生の最後の試合で、レッドカードをもらうはめになったのか??
ジダンの前科、暴力行為は過去にもあった。
キレル選手??そういう部分も確かにあるのかもしれない。
しかし、イタリア・フランス全ての選手がそうであったようにジダンにもこの決勝戦は特別な試合だったはず。
ニュースなんかでジダンの頭突きのシーンだけしか見てない人には、ジダン最悪!ジダン愚か者!としか思えないだろう。
それに至るまでのジダンのプレーといえば、イタリア選手の汚い妨害や危険なプレーにも敢然と受けて立っていたのだ。
『少々のこと』でジダンが自ら試合途中での引退となるようなことをするはずがないし、理由もない。
勝ちたい!もう一度、ワールドカップを手にしたい!そういう思いで戦っていたはずだ。
ジダンのサッカー人生最後のプレーが相手選手へのヘディングになるとは。。。
『少々のことではないこと』がその直前に起こったはずなのだ。
その後の彼の行動や表情を見ても。。。
「えらいこっちゃ!どないしよ!やってもーたー!」て感じだった。
試合中の暴力行為は非難されて当然なのだが。
しかし。。。
いざこざには伏線みたいなものが必ずあり。。。
ジダンに最後のヘディングをさせる引き金となったものとは何だったのだろう。
ジダンほどの素晴らしい選手の引退の花道を、メチャクチャにしたものこそ。。。
世界のサッカー界を蹂躪するテロ行為であり、
サッカー界のアルカイダ、
サッカー界の悪の枢軸ではないのか。
八百長サッカー王国イタリアがサッカー人生最後の相手となったジダンの不運を嘆き悲しむ。
PKを与え、同点ゴールを決め、ジダンに頭突きを食らい、ジダンを退場処分にさせたマテラッツィ。彼も必死の戦いだったのだろうが。。。
イタリアというのはスリやコソ泥の国で英雄の出ない国である。
フランスはナポレオンをはじめジャンヌダルクにいたるまで時代の象徴となる英雄がいる。
ルパンが手に入れかけた財宝をそれほど大事なものとも思わずに懐に入れてしまったコソ泥マテラッツィ。。。。
我慢できない挑発、感情のある人間なら怒って当然という仕業がある。
無法者の、それが言葉であろうと態度だろうと行動だろうと。
それでも手を出したら負け。
確かにその通りなのだが、なにものにも変えがたい誇りみたいなものもある。
ジダンが何に反応し何を守ろうとしたのか、知る由もないのだが。。。
マテラッツィとジダンでは格が違う。人間の質が違うのだ。
ヨーロッパにこんな諺がある。
In France, everything is allowed which is not explicitly forbidden by the law,
while in Germany, everything is forbidden if it's not explicitly allowed by the law.
In Italy, sometimes you are allowed to do things which is explicitly forbidden by the law.
「フランスでは、禁止されていること以外は何をやってもよい。ドイツでは、許可されていること以外やっちゃいけない。イタリアでは、禁止されてはいても、やってもよいことが結構ある。」
そもそもイタリア人にルールやモラルを云々する資格はないと思うのだ。
FIFAはワールドカップドイツ大会の最優秀選手にフランス代表主将のMFジネディーヌ・ジダン(34)を選出し「ゴールデンボール」賞が贈られた。
各国記者の投票に基づく選出に、少し安心した。
ロナウジーニョの大会になるだとうと思っていたドイツW杯。
ジダンと共に、ジダンの大会が幕を下ろした。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

最近のコメント